こんにちは。
柏原です。
この記事では
ネガティブ思考の克服してなくていい理由
について解説していきます。
今の世の中を見ていると
ネガティブ=悪い
ポジティブ=良い
という風潮にあると感じています。
確かに
ネガティブな行動や感情
などが引き起こす結果
例えば
結果が悪いと、自分に原因がある
と感じ勝手に落ち込む
考えすぎて行動できない
といったことだけを見ると
ネガティブ=悪い
ポジティブ=良い
という判断して
「克服しないと!」
と感じるのは
当然なことだと思います。
しかし!
実際はそんな単純な話ではない
と私は考えています。
この記事を読むことで、
あなたが捉えている
ネガティブ思考に関する視点が変わり
「ネガティブって悪いことじゃないんだ」
と思えるようになります。
もしあなたが
ネガティブ思考で悩んでいるなら
ぜひ読んでいただき
お役立ていただけると嬉しいです。
・セルフイメージが低いと悩んでいる方
・ポジティブになろうとして失敗した方
目次
ネガティブをポジティブに変えようとして失敗する例
なんでもポジティブに変えることの弊害
を説明させてください。
あなたにはこんな体験はありませんか?
ネガティブな考え
ネガティブな感情
ネガティブな行動
こういったことを
持っているから悪いんだ。
と考えて
ポジティブな考えを持とう
ポジティブな感情に変換しよう
ポジティブな行動をしよう
といった
ポジティブにならなきゃ!
という思いで自分を変えようとする。
という体験はありませんか?
もし行なっていた場合
どのような結果になりましたか?
私もポジティブになろうとした方
から話を聞いたことがありますが
失敗しているケースが多かったです。
実は、
こんなことを書いている私も
ネガティブ思考を
ポジティブ思考に変換する講座
に通ったことがあります。
確か40万円くらい払いました。
講座を受けている時は
「これで俺も変われる!」
と思えるくらい高揚するんです。
が、講座が終わった帰りの電車の中で
「なんか上手く行く氣がしない」
「このままじゃダメだ」
と得体の知れない不安に覆われていました。
確か5回くらいの連続講座だったのですが、
ポジティブに変わるどころか
ネガティブが強化された感じで
終わりました。
どうしてこんなことになったのか?
それを説明していきますね。
ネガティブ思考が生まれる背景
まず最初に質問させてください。
あなたの中にあるネガティブ思考は
いつ、どのように生まれた
と思いますか?
あなたが過去に体験した
強烈なネガティブ体験
の意味付け、解釈から生まれたもの
です。
事例
少しわかりづらいかもしれないので
私のクライアントさんの例で
説明させてください。
(ご本人には了解を得ています)
その方がいらっしゃった時の
相談内容は
「仕事に取り組む事ができない」
でした。
詳しく話を聞くと
初めて取り組む事に対して
不安になり、行動できずに
時間だけが過ぎ去ってしまう
というもの。
そこからコンサルを進めていくと
次のような背景があったことに
辿り着きました。
その方が小さい頃、
両親とデパートに買い物に
行った時の話になります。
おもちゃ売り場で
夢中になっているうちに
親とはぐれてしまった。
本人はおもちゃに夢中で
あちこち歩き回っていたそうです。
ところが我が子を見失い
とても心配になったお父さんは
その方を見つけるなり
「勝手にうろちょろするな!」
と、ものすごく大きな声で怒鳴り、
叱ったそうです。
あなたは、この話を聞いてどう感じました。
「子供だから仕方ない」
「子供は悪くないよね」
と感じた方が多いと思います。
でもクライアントの方は
この時に
「お父さんの言うことを聞かないと怒られる」
「許可がない行動をすると怒鳴られる」
という意味づけ、解釈をしてしまった。
この事が大きく影響して
自分で何か新しいことを始める時に
無意識的に行動することに対して
制限をかけてしまっていたんです。
非効果的な意味づけ、解釈
この話を読んだあなたは
「そんなバカな」
と思うかもしれません。
ですが、
当時5、6歳だったクライアントの方は
そう思わざるおえなかった。
少し考えてみてください。
幼稚園や小学生の子供が
十分な判断力や思考力を
持っていると思いますか?
おそらく「ない」と
答える方がほとんどだと思います。
このような小さい頃の体験に紐付けた
非効果的な意味付け、解釈
に縛られているんです。
小さい子供にとって
親は絶対的な存在。
そんな親から怒られる。
小さい子供にとっては
一大事ですよね。
だからそんなことを
繰り返したくなくて
「なんとかしなきゃ」
と小さい自分は一生懸命考えるんです。
そうやってつくりだした
意味づけ、解釈は
小さい頃は効果的に働きます。
ですが
大人になると、
非効果的になってしまう。
これがネガティブ思考が生まれる背景です。
ネガティブ思考のもう一つの側面
上段の通り
小さい頃につくった
意味づけ、解釈が
大人になるとマイナスに
働くようになり
ネガティブ思考と感じるようになる
と説明してきました。
だから
ネガティブが悪い
ではありません!
今あなたが感じている
ネガティブの根本は
あなたがあなたを守るためにつくったもの。
だから、
無理にポジティブになることは
今まで自分を守るための考え方を
変えることになり
無意識に
「それを変えると怖い目にあう」
という思いが働いて、
ポジティブになることを
やめようとしてしまうのです。
このようなことから
克服はしなくていい
と主張をしました。
大切なことは、まずは
「私にはこんなネガティブな思考があるけれど、
それはこの背景から生まれたんだ。
そしてこういう意味づけ、解釈をしたからだ」
ということを知ることです。
ではどうすればいいのか?
それを説明していきますね。
ネガティブ思考の根本を探る問い
ネガティブ思考の根本を探る問い
それは
「私のこのネガティブな思考の
根本は何なのか?」
「何が私のネガティブ思考を
引き起こしているのか?」
です。
「えっ、それだけ!?」
と感じた方がいるかもしれませんね。
大切なのは、
少しでも自分のネガティブ思考を深堀すること。
なぜなら、
人間は正体のわからないものに対して
不安を増大させるからです。
もちろん、そんな根本のことは
初めはなかなか出てこないかもしれません。
ですが、自分に問うことで
何かしらのきっかけを思い出す事ができるはずです。
ネガティブな事ですし、
最初は大変かもしれませんが
一度取り組んでみてください。
LINE登録特典
もしあなたが
ネガティブ思考の根本を知りたいけれど、
なかなか見つからない、大変そう
と感じた場合は
こちらのワークに取り組むのも
効果的です。
(LINEの特典登録になります)
http://kashiharasota.com/line-present/
実は人間の中には
過去のネガティブな体験を
意味づけ、解釈して生まれた
失敗人格というものがあります。
人によって数は異なりますが
だいたい50-60個前後持っています。
あなたが今、どのような失敗人格を持っているのか?
それを明確にして対策するための
チェックシートと対策が書かれた特典です。
(PDF / A4 15ページ)
もっと自分について知りたい方
ぜひご覧になってください。