こんにちは
行動したいのに、行動できない
控えめで努力型の起業家を
脳のパターンを変えるプログラムを使い
自己実現できる行動型の起業家に変える
ブレイン チェンジ トレーナーの柏原です。
この記事は
前回の記事に引き続き、
自分の思考パターンを深く知る方法
を解説していきます。
より理解を深めてもらえると嬉しいので
もし前回の記事を読んでいない場合は
まずはこちらを読んでくださいね。
というのも、
前回記事の情報が理解を深くする
前提条件になっているからです。
さて、今回お伝えすることは
私達は両親から教えられたことを元に
非効果的な前提をつくってしまう
このことについて
お伝えしてきます。
*前提とは、
あなたの行動を支配している条件
のことです。
実は私達は
この非効果的な前提を持っていることを
自覚できていない事が多いです。
そして
非論理的な思考をしてしまい
その事で無駄に苦しんでいる。
逆にいうと
そんな前提を知る事で
論理的な言動ができるようになったり
自分の言動を後から後悔する
といったことがなくなってきます。
これらについて
私の実例を合わせながら
説明をしていくので
ぜひ読み進めてください。
矛盾した思考パターンを生む3つの問題点
あなたの両親(+祖父母)が
あなたの思考パターンに
大きな影響を与え、ベースとなっている。
ということをお伝えしました。
今回の記事で
最初にお伝えすることは
その事で発生する問題が
3つある事です。
この問題は理解力が乏しい
小さい子供が故に起こる事です。
その問題とは
(1つ目)
複数の人から教えられたことを
正しく理解できない
(2つ目)
言葉に対する誤った意味づけ解釈をする
(3つ目)
自分の思考パターンには一貫性がある
という勘違いをする
この3つが複合する事で
あなたの中に矛盾した前提を
つくるのです。
まずは1、2つ目の問題から
説明していきますね。
理解すると意味づけ・解釈の問題
つまり、4人の大人から
たくさんの事を教わったわけです。
たくさんあるので
代表的な教えを紹介すると
祖父からは
「約束は守る」
祖母からは
「悪そうな人とは絶対に付き合わない」
父親からは
「ルールや規則は、状況に応じては破っていい」
母親からは
「人に優しくする」
ということを教えられてきました。
特に問題ないように思えますよね。
ですが、私の場合は、
矛盾した前提をつくり
長年苦しむことになりました。
何がそうさせたのか?
「約束は守ること」
「ルールや規則は、状況に応じては破っていい」
この2つの教えが
私を苦しめることになったんです。
あれは小学校2年生の夏休みのこと。
私の実家は牛乳屋をしており
早朝に配達をします。
夏休みなので、私はその配達に
連れていってもらうことがありました。
ただその際に、
早朝、絶対に人も車も通らない時
父は信号無視をするんです(たまにです)
信号無視といっても
赤から青に変わるほんのちょっと前に
車を発進させるくらいのものですが
祖父から
「約束は守ること」
と口すっぱく言われてきた私は
「ちゃんと信号を守らないといけないんだよ」
と伝えた時に返ってきた言葉が
「ルールや規則は、状況に応じては破っていい」
でした。
この時に私の中で
何が起こったかというと
約束は守る=ルールは守る
と解釈をしていた
↓
だから
「ルールや規則は、状況に応じては破っていい」
の意味がわからなず混乱する
↓
このことで
約束を守らない=悪いこと
だから約束を守れないのはズルイこと
という前提ができたんです。
そして、これ以降
約束、規則、ルールは守らないといけない。
だけど守れないことをすると
「私はずるい人間だ」
と感じるようになってしまいました。
これは大人になってからも変わらず
例えば、会社員時代
工場の製品作成が遅れ、納期が遅れた際に
お客さんに「不良品が大量に発生した」
という嘘をつき、納期調整をして
お客さんとの約束を守れなかった
と自己嫌悪になることが
しばしばありました。
「どうしてそんなバカなことを?」
と思うかもしれません。
だけど
理解力の低い、小さい頃の私の頭の中では
このような無茶苦茶なことが起きて
前提としてプログラミングされたんです。
自分の思考は一貫性があるという勘違い
私は一人の人間だし
私の思考には一貫性がある。
という勘違いをしていることです。
私達の思考パターンがどのように
身についていったのか?
その背景を知れば
特に小さい頃から
自分の考え方に一貫性を持つことは
かなり難しいことだとわかるはずです。
何故ならば
父母、祖父母、全て違った人間です。
いくら家族とはいえ
同じ価値観、信念で生きているわけではありません。
だから当然、
それぞれの言葉で
それぞれの教えを伝えてきます。
私の場合は
4通りの違う考え方が
インストールされたわけです。
違う考えがインストールされているのに
その矛盾に氣づかず大人になり
更に勝手な意味づけ、解釈をして
非効果的な前提まで作ってしまう。
なのに
私は一人の人間だし
私の思考には一貫性がある。
と勘違いをしてしまう。
こういったことが
誰にでも起きてしまうんです。
では、
そんな前提を持っていたとしたら
どうしたらいいのか?
この前提を見つけて
変えていくには
専門的なスキルが必要となるので
ここでは簡単にできることを
紹介させてください。
それは
小さい頃の教えを
書き出し一覧表にすることです。
そして一人で書き出すのが
厳しければ、前回の記事で紹介したように
両親に聞くことです。
小さい頃に教えられてことを
書き出してまとめてみましょう。
一覧表にすることで
あなたの中の矛盾した前提が
あることに氣づくきっかけになります。
少し手間かなと感じるかもしれません。
ですが、こういった地道なことが
思考を深める手段でもあります。
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