こんにちは。
コンサルタントの柏原です。
今回の記事は「強みの正体」と「強みの活用方法」について解説していきます。
起業をして、講座等に通うと
「自分の強みを見つけよう」
「仕事で強みを活かそう」
といったことを聞いたことがあるのではないでしょうか?
確かに「強み」を使ったほうが成果を出す確率は高まります。
ですが、一方で
「そもそも強みってなんだ?」
「強みってどう活かすの?」
という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
今日はそんな疑問に答える形の記事にしました。
あなたの強みを見つける参考にしていただけると嬉しいです。
強みを活かす方法を知りたい方
自分の強みが腑に落ちていない方
目次
強みの正体
以前「あなたの強みを発見する視点とワーク」という記事で、強みのことを「後天的に備わった能力」と紹介していました。
ただこれだと
「ちょっとわかりにくな」
と感じたので、もう少し具体的に解説します。
私は強みとは2つ分けることができると考えています。
1つ目:生まれてから今まで身につけた思考、選択、行動の元となる「在り方・姿勢」のこと
2つ目:あなたが無意識にしている行動を「在り方・姿勢」までに昇華させたもの
これだけだとちょっとわかりにくいかもしれないので、例を含めながら解説していきますね。
1つ目:生まれてから今まで身につけた思考、選択、行動の元となる「在り方・姿勢」のこと
これはどういうことなのか?
在り方、姿勢なので、例えば「丁寧」「氣遣い」「中庸」「注意深い」という、あなたの心構えや心掛けていることを示しています。
生まれてから、今まで生きていく中で、あなたは沢山の体験、経験をしてきたはずです。
「こんな時はこういう心構えで臨むのが良い」
「こう心掛けたほうが上手くいく」
こういったことを考えて仕事に望んだことがあるのではないでしょうか?
2つ目:あなたが無意識にしている行動を在り方、姿勢までに昇華させたもの
これは、例えば「俯瞰する」「最適化する」「細分化する」といった、何かに取り組む時にあなたが普通に(無意識に)行っていることです。
よく強みを見つける時に
「他の人にあなたの強みを聞いてみましょう」
ということが推奨されていますよね。
あれは、自分では氣がつかずにやっていることを自覚するための質問なんです。
あなた自身はごく当たり前に、それこそ意識せずに行ってこと。
だからこそ、在り方、姿勢までに昇華させていると私は考えています。
強みの活かし方
ただし、こういった在り方、姿勢がわかったとしても、実際に仕事に行かせなかったら意味がないですよね?
強みを活かす
このためには、出てきた「強み」について、次の2つを考えることが必要です。
ここでも例えを用いて解説していきますね。
1つ目:あなたが普段、強みをどのように使っているかを書き出す
例えば「氣遣い」があなたの強みの一つだとしましょう。
この時あなたは仕事でどのようなことを考えて(心掛けて)行動していますか?
「相手の人の行動が止まらないように詳しく説明をしている」
「相手の人が不快に思わないような言動を心がけている」
「セッションする部屋を綺麗にして、来た人が心地いいようにする」
おそらく無意識に行っていることがあるはずです。
自分に問いかけてみて、書き出しをしてみてください。
「確かにこんなことやってるわ!」
という氣付きがあるはずです。
2つ目:その強みを具体的にどのように活かすかを考えて、実行し、使えるか確認する
2つ目は出てきた在り方・姿勢について、仕事でどのように使えるかを考えることです。
仕事で「丁寧」ということをどう活かしたらいいだろうか?
と自問して書き出しをしてみてください。
メールをする時にわかりやすくしよう。
セッション中に相手の言葉をもっと聞き取るようにしよう。
相手が不安に思わないように、メニュー内容を詳しく説明しよう。
等々、いろいろと出てくると思います。
大切なことは、出てきた内容に正解、不正解はないということです。
実際に試して使える、使えないを判断すればいいだけだからです。
上手くいかない場合は、その案は使わなくていいし、改善して使えるようだったら使えばいい。
要はまずはやってみよう!です。
如何でしたか?
今回の記事があなたの参考になり、自分なりの強みを見つける手助けになれば幸いです。
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