今日の記事は、理想のターゲットをどうやって決めたらいいのか?
と悩んでいる方に対して、ターゲットを決めるための3つの視点とポイントについて解説します。
商品・サービスを構築する時にはターゲット設定は必須です。
なぜなら、設定するターゲット像により、提供する商品・サービス内容が異なってくるからです。
とは言え、「どのようにして決めたらいいのかわからない」
というあなたの為にターゲットを設定する3つの視点とポイントを順番に説明していきます。
理想のお客様像を明確にしたい方
理想のお客様像の作り方を知りたい方
この記事を読むことで、あなたが理想とするターゲット像が明確となり、商品・サービスの構築に活かすことができます。
ぜひ参考にして、あなたの商品・サービスの構築にお役立てください。
理想のターゲット像を明確にする3つの視点
次の3つの視点が、理想のお客様像を明確にする視点です。
- 属性
- 課題(悩み)と理想
- 価値観、信念
3つの視点を明確にしていく方法
方法はいくつかありますが、この記事では代表的なものを2つ紹介させてください。
(1つ目)
あなたの友人、知人、もしくは今いるお客様で「理想に近い人にインタビューする」です。
実際に膝を突き合わせて話すことで、濃い内容の情報を得ることができるからです。
またあなたが予想していなかった答えを得られるのもインタビューの利点です。
(2つ目)
ネットで検索するです。
例えば「起業家、30代 女性、悩み」と入力して検索すれば情報を得ることができます。
ただこの方法は、あくまでもデーターでしかありません。
データーをとった方法がアンケートであれば、書いた本人が本当のことを書いていない可能性もあります。
あくまでも、参考までに留めた方がいいです。
それでは、3つの視点とポイントについて解説していきますね。
属性
性別
年齢
職業
家族構成
収入
趣味
情報を得てるツール
この属性を確認する時のポイントは、単に、これらの情報を聞くことではないんです。
大切なポイントは、この人は1日をどのように過ごして、どのような視点、思考で、商品、サービスを選択、購入するのか?
という事を確認する事です。
年齢等を聞くだけでは、ただの記号を得ているだけになります。
これは次の2つの視点にも共通しますが、大切なのは、その人の考え、思考等の内面を知る事。
ぜひこの点を意識して調べてみてください。
私の表現となりますが、ターゲットに体温が感じられるようになります。
相手が本当に必要なことはどういうことなのか?
という視点で、情報発信や商品、サービスの構築を行なっていくことができるようになっていきます。
課題と理想
では2つ目の視点の「課題」と「理想」です。
これらを具体的に表現すると次のようになります。
課題:ターゲットが抱いている”お困りごと”
理想:ターゲットが抱いている”実現したいこと” ”得たいこと”
この点を確認する時の大切なポイントは目に見える現象的なことだけを捉えないことです。
例えば、課題について確認した時に次のような回答を得たとします。
「集客ができない」
「収入が安定しない」
でも本当は次のような深い課題があるかもしれません。
「集客を行うための情報発信するのが嫌」
「クロージング方法がわからない」
どうしてそれが困っているの?
という視点で深堀して明確にすることが大切です。
「これを実現したいなー」
という点も同様です。
「毎月新規のお客さんを10人集めたい」
「高額商品を作って、収入を増やしたい」
確かにその人が達成したい事だと思います。
それが達成したらどうなるの?
こちらも深堀をして明確にすることをお勧めします。
そうすることで例えば「収入を増やし、新しいスタッフを雇って、事業を大きくして、自分の想いを広める」ということが本当の理想かもしれいないからです。
課題、理想がずれると、商品・サービスを構築する際にもずれたものが出来上がり、反応が鈍くなるので、意識してくださいね。
価値観、信念
それでは最後の3つ目の視点。
ここがターゲットを決めるときに1番大切な部分です。
ターゲット=あなたのお客さんになる人
どうせなら、氣持ちよく仕事ができた方がいいですよね。
そこで大切になってくるのが価値観と信念です。
価値観:価値があると考えていること、大切にすることが必要と考えていること
信念:信じていること、守ることが必要だと考えていること
どうして、この2つを確認することが大切なのか?
理由は、あなたとお客さんとの価値観、信念がずれていたら、仕事中にぶつかってしまうケースがあるからです。
例えば次のような2人がいたらどうでしょうか?
Aさん:「私は目的を達成することが大切と考えいます」
Bさん:「私は過程を充実させて、ちゃんと積み上げていく事を大切にしています」
おそらくどちらも正解で、望んでいることは達成できると思います。
だけどこの2人が仕事をしたら、ぶつかる可能性もありますよね。
Aさん:「結果が出ればいい」
Bさん:「過程をしっかりさせたら結果が出る」
取り組み方が異なるので、お互いを尊重して仕事をしないと、一緒にいるのが苦しくなる可能性があります。
大切なポイントは、価値観や信念は、すぐには語ってくれないことがあるので、焦らずじっくりと確認していく事です。
まとめ
如何でしたか?
まとめると
2. 課題と理想を知る。☆真の課題、理想を把握するために深堀する。
3. 価値観、信念を知る。☆時間がかかってもいいので、話を聞いて把握する。
あなたのターゲットを決める時の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。