こんにちは。
世界観&起業コンパス構築コンサルタントの柏原です。
この記事は、オリジナルの商品をどのように作ればいいのか?と悩んでいる起業家の方に向けて、商品作りの3つの基礎について解説しています。
起業家にとってはライバルと被らない商品作りはとても大切です。
なぜなら、同じような商品の場合、実績や価格で判断されてしまうからです。
とは言うものの、オリジナルの商品を作るのは大変(汗)
と感じる方のために、オリジナル商品を作るための3つの基礎とその内容を解説していきます。
この記事を読むことで、オリジナル商品作りの基礎となる3つの基礎(軸)が明確になり、コンセプトやサービスとの一貫性も出すことができますよ。
ぜひ、しっかりと読んで、あなたの商品作りにお役立てください。
商品をどうやって作るか知りたい方
商品を作ったことはあるけど、納得感が少なかった方
オリジナル商品作りの3つの基礎とは
3つの基礎と書きましたが、具体的言うと次の通りです。
- ミッション・ビジョンを明確にする
- 背景を明確にする
- ストーリーを明確にする
では、それぞれについて解説していきますね。
基礎1:ミッション・ビジョンを明確にする
ミッション、ビジョンとは、あなたが将来的に達成したいテーマや事柄のことです。
どうしてミッション、ビジョンが商品作りの基礎となるのか?
それは、将来的に達成したいテーマや事柄がないと「売れればいい」という発想をもとに商品を作ってしまう可能性があるからです(売りたい氣持ちはよくわかります)
しかし「売れればいい」という発想で商品作りをすると、どうなるのか?
簡単ですが例を書いてみます。
とにかく商品を売るぞ!
↓
売れる商品作りには、コンセプトやヘッドコピーが大切だ。
↓
反応してもらうコンセプト、ヘッドコピー作ろう!あと特典もつけよう!!
↓
商品を売り、収入を得た!嬉しい!
↓
仕事開始
↓
「あれ、なんか違和感」
↓
「仕事楽しくない」
↓
「なんで、この仕事してるんだっけ?」
と仕事を行う楽しさや意義が見出せずにやる氣が落ちる可能性があるんです。
もちろんコンセプトやヘッドコピーも大切ですよ。
しかし、もっと大切なことがあります。
それは、あなたが仕事をする大元となる動機があること。
それがあるからこそ、仕事は長く続けることができます。
ミッション、ビジョンにつながる商品だからこそ、その商品を売ることや、実際にお客さんと仕事をしている最中に、自分のミッション、ビジョンを感じることができます。
そして、これが働きがいや仕事の充実感につながってくる。
だからミッション、ビジョンを明確にすることは大切であり、商品作りの基礎の1つと考えています。
基礎2:背景、理由を明確にする
あなたがどうして、そのようなミッション、ビジョンを持っているのか?
これを明確にすることが「背景、理由」を明確にするです。
なぜ背景や理由が必要なのか?
それは背景や理由を明確にすることで、商品作りのヒントが見出せるからです。
更にはお客さんへの安心感を提供できるからです。
例えば、次のようなミッションと背景があったとしましょう。
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(ミッション)
一人一人の生き甲斐を見出し、元氣に働ける社会を作る
(背景)
実は私、会社員をしていた時に、何のために働いているのかが判らなくなったんです。
働く意味が見出せないから、元氣もなくなってきて、死んだ目をして働いてました。
そんな時にコーチングに出会ったんです。
コーチングを通して自分の実現したいこと、どのようにして実現していくか、何をしていったらいいかが判りました。
昔の自分と同じように苦しんでいる人はいると思います。
だから仕事への充実感を持って働ける人を増やすためにコーチとして起業したんです。
そして、”一人一人の生き甲斐を見出し、元氣に働ける社会を作る”を目指して日々仕事をしています。
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適当に私が作ったミッションとその背景です。
しかし、もしこの人が次のような商品を作っていたらどうでしょうか?
(商品)
「想いを明確にして、働きがいを見出すライフクリエイトコーチング」
ネーミングセンスは無視してください(苦笑)
商品内容を決めるためのヒントを明確にするだけでなく、この商品を販売する理由がわかるから安心するのではないでしょうか?
このようなことから背景や理由を明確にすることが、商品作りの基礎となります。
基礎3:ストーリーを明確にする
ストーリーとは背景をより具体的に細かくして、あなたのBefore & Afterを表現することです。
何かしら困ったことがあった。
↓
それを乗り越えるために努力する。
↓
挫折する。
↓
だけど諦めきれなくて、さらに努力する。
↓
乗り越えて、望んでいたことを手に入れる。
どうしてこのようなストーリーが必要なのか?
あなたのことを見ている、興味のある人は、あなたのストーリーを見て次のようなことを感じます。
「私その氣持ち、状況すごくわかる!」
「そんなことを乗り越えたあなただから会いたい」
「レッスンを受けてみたい」
人は何かしら困難や苦難を乗り越えた体験に共感します。
またあなたが乗り越えた体験や方法、考え方を商品の内容に含めることで「方法、手順を行えば、達成できる」という確信度を高めることができ、セールスや実際に商品を提供する際の自信と相手に安心感を与えることができます。
まとめ
3つの基礎とその効果をまとめると
背景を明確にする→商品作りのヒントとお客さんに安心感を与える
ストーリーを明確にする→お客さんの共感と商品を提供する自信
という内容になります。
如何でしたか?
あなたの商品作りの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。