こんにちは。
世界観&起業コンパス構築 コンサルタントの柏原です。

今日は商品・サービスの構築の前に意識したいポイントをお伝えします。

商品・サービスの構築の前に行うこと


あなたは商品・サービスを構築する前に、どのようなことを行なっていますか?

  • ライバル調査
  • コンセプト構築
  • ライバルのLP集め
  • ターゲットの設定
  • ターゲットの課題や悩み調査
    等々

たくさんありますが、どれも大切ですよね。
実際、私もこれらのことを行なっています。

しかし、意外と見落としがちなことが1つあるんです。

商品・サービスの構築前に見落としがちなこと

 

今からお伝えすることは、私の実体験です。

商品・サービスのコンセプトが決まり、ランディングページ(以下 LP)をつくった時に感じたことです。

「イマイチしっくりこない」
「間違ったことは書いていないけど、なんか違う」

LPをつくったものの、違和感を感じました。

そんな違和感が嫌なので、次のことを行ったんです。

  • ベネフィットをもっと増やす
  • 特典を充実させる
  • キャッチーなヘッドコピーに変える
  • 表現にあった写真に変える
  • 文章を読みやすくする

等々

どれも大切なことでした。
だけど、まだしっくりしない。
かといって何が悪いのかよくわからない。

自分の商品・サービスなのに、うまく表現できないモヤモヤ感(苦笑)

そんな時、あるコンサルタントの方との会話が解決のヒントになったんです。

クライアントが望んでいることは

そのコンサルタントの方が私に伝えてくれたことが次の言葉でした。

人は”変化”を期待できるものしか買わない

この言葉を聞いて「ハッ」と氣づいたんです。

「私は”変化”を約束してないやん」

恥ずかしながら、当時の私はその意識がありませんでした。

もちろん結果を出す想いを持ち構築はしています。
しかし「120%結果を出せると言い切れるか?」
こう自問した際に、すぐにYesとは言えなかったんです。

実際に私はコンセプトができた後、次のような手順や感覚を感じながらLPをつくりました。

コンセプト完成。
→型通りにLPをつくり始める。
→相手に反応してもらう氣持ちが出てくる
→LPの細部(コピーやベネフィット)をうまく表現することが目的になる

こういう姿勢を元にLPをつくったから違和感につながってしまった。

そもそもLPの役割は、次のことと考えています。

役割:自分の想い、できることを表現して相手に届ける
目的:自分の想いや商品に共感した人をお客さんになっていただく
補足:反応するか、どうかは相手次第

だけど私は、いつの間にか、相手に反応してもらい申し込んでもらうことが目的となっていました。
ここでようやく、自分本位な考え方だったと氣づけたんです。

もちろん申し込みいただくために、表現を考えることは大切です。
でもそれだけでは違うかなと感じています。

では、どうすれば良いのか?
と考えて出てきた(私なりの)答えが次のことでした。

商品・サービスの構築前に意識をすること

それは「約束できる成果」を明確にして、宣言すること。

と言われても「”約束を宣言”って、ちょっと怖いな」
と感じる人もいるかもしれません。

その氣持ち、わかります。
「約束を達成できなかったらどうしよう」
という不安が出てきますよね。

ですが、「約束できる成果」を明確すると、次のような思考が始まるんです。

  • どのようなことを準備したらいいか?
  • 何か不足していることはないか?
  • 約束が守られなかった時のバックアップ案はどのようなことができるか?

自然と、不得意な部分を見るようになり、穴をなくすための準備をし始めることができます。

また、この心構えは次のような効果も生みます。

  • 考え抜いた商品・サービスだから、自信を持ち提案できる
  • 自信があるから実際のセッションでも成果を出せる
  • 自信を持った提案だから、クライアントも安心できる
  • クライアントも安心できるから、購入に踏み切れる

ここで、あなたが高額の商品・サービスを販売する時を想像してみて下さい。
もし、上記のような効果を実感できている時、販売できるという確信度も上がるのではないでしょうか。

如何でしたか?
商品・サービスの構築というテーマでしたが、マインドの要素が大きい話になりました。

しかし人はマインド(在り方、姿勢、考え方等)を元に手段、方法を使っています。
だからこそ、人に価値を提供できるマインドを持ち、仕事に取り組むことが成果を左右すると考えています。

この記事があなたの商品・サービス構築の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。